2008年11月03日

冷え症、その悩みに漢方があります

冷え症は多くの女性にとって、悩みのひとつになっています。病気のいくつかは冷えが原因ということがわかっています。放っておくと他の病気を引き起こす要因となったりします。病院では、医師の8割が漢方を処方しているそうですね。これから、お子さんをかんがえている人にとっては重要なことでもある冷え性。漢方で改善するといいですねー。


冷え性のお茶 漢方薬と副作用 貧血の対処法 不妊と食べ物 偏頭痛の原因


1997年・北里研究所に冷え症外来を開設した頃、冷えは体質的なもので、病院に相談に行くようなものではないという認識が一般的でした。確かに、膠原(こうげん)病・甲状腺疾患・心臓病・動静脈疾患・貧血など、冷えの原因となる病気がなければ、不定愁訴のひとつとして問題にされず、治療の対象とならないことがほとんどでした。

しかしながら、女性の半数以上を悩ませている冷えは、冷房の影響もあって、1年を通してつらいという方が多く、冷えだけでなく、易疲労感や胃腸の不調・めまい・頭痛などさまざまな症状を併せ持つ場合が多いのです。このような冷え症は、漢方医学では「未病(みびょう)」といって、放っておくと体調を崩したり、ほかの病気を引き起こす可能性のある疾患予備軍として、積極的な治療対象です。そもそも漢方医学では、四診という五感を使った伝統的診察方法で、体格や顔色・表情、声や話し方、脈や舌・お腹の状態など、体の表面に表れた情報を集めたり、じっくりと話を聞いたりして、その内容を大切な材料として心身の状態を把握し、一人一人にあった漢方薬を選んでいきます。ですから、何か辛い症状があれば、西洋医学的には原因が分からなくても、漢方医学的視点から問題点を探し、解決方法をみつける努力をします。

冷え症以外にも、特に原因となる病気がないむくみや倦怠感、食欲不振、肌荒れやニキビなどなど、仕方ないとあきらめていた貴女の悩みも漢方で解決したり、軽くすることが出来るかもしれません。

また、更年期症状やPMS、月経痛など、女性ホルモンのアンバランスやストレスによる症状にも効果的な場合が多いのです。

医師の8割近くが漢方薬を処方しています。長年の悩みを治らないとあきらめず、ぜひ、かかりつけ医や内科・婦人科などの先生に一度相談してみてください。

[引用元:yomiuri online]