クラゲに癒やし効果!?
クラゲの動きに人を癒やす力があるのではないかと、研究を重ねているとのことだ。2005年から始めたこの研究、現在ではきちんとしたデータが集まっているらしい。海洋生物で癒しのナンバーワンはイルカであるが、2番目にはこのクラゲがランクインしている。クラゲならイルカと違って、手軽だからいいね。病院とかにもおくとかするといいかも。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080722-00000002-kana-l14
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クラゲに癒やし効果!?/藤沢の日大・廣海教授が研究
[カナロコ]
透明な体で水中をゆったりプカプカと浮遊するクラゲ。その動きに人を癒やす力があるのではないかと、日本大学生物資源科学部(藤沢市亀井野)の廣海(ひろみ)十朗(じゅうろう)教授(55)が科学的な根拠を探る研究を重ねている。これまでの実験で、ストレス値を減らす効果を示すデータが集まりつつあり、今後は医療現場で?クラゲヒーリング?の効力を検証していくという。
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「週末になると、サラリーマン風の男性が一時間ほどクラゲの水槽の前にたたずみ、ほっとした表情で帰っていく」。廣海教授の研究のきっかけは、新江ノ島水族館(同市片瀬海岸)に勤務するスタッフの報告だった。
同館は成人女性向けの宿泊イベント「クラゲヒーリングナイト」を開いており、特に二十〜三十代の人気を集める。クラゲ大水槽の回りを独占して食事や睡眠を取り、ゆったりとした時間を過ごしてもらおうという企画で、一〜二カ月に一回のペースで開催。三十〜五十人の定員に対し、多いときは三倍近い応募があるという。
「クラゲには人を刺す厄介者というイメージが付きまとうが、人の心に働きかける秘めた力があるのではないか」。廣海教授は二〇〇五年、科学的な根拠を求めて研究に乗り出した。
同大の学生や同館の来場者ら約六百人を対象に最も好きな水中生物を聞いたところ、一番がイルカでクラゲは七位にとどまった。ところが、癒やされる生物はクラゲがイルカに次ぐ二位となり、負のイメージを抱いている人でもクラゲに癒やしを感じていることが分かった。
廣海教授の実験によると、複雑な計算をしてイライラした状態の人にクラゲの映像を見せると、ストレスの度合いを示す唾液(だえき)クロモグラニンAが約七割減少、脈波測定装置では八割に安定効果が表れた。さらに、脳の活動状況を調べる光トポグラフィーを使って実験したところ、ほぼ九割の人に血流量の低下が認められた。
廣海教授は「クラゲの穏やかな拍動数や、日ごろ目にするものとは違った色、形が癒やしをもたらしている」と指摘。次の段階として、東京慈恵会医科大(東京都港区西新橋)と連携して臨床現場での実証実験に取り組む予定だ。「クラゲはイルカや犬のように直接触れることができないため、治療といえるほどの積極的な力はないだろう」としながらも、「入院中の気持ちの落ち込みを防いだり、疲労時の精神的な回復を助けたりといった効果をもたらすのではないか」と話している。

